ジェベル125 その後

オイルとの相性でクラッチの異常が頻発するジェベルでしたが、修理に出すことにしました。シリンダヘッドから異音がすることや、オイルのにじみも気になったもので。

本当は自分で修理したかったのだけれど、最近、休みがなかなか取れない中、休日をこのバイクの修理に使うのがもったいない気がして・・・

というわけで、大手のバイク屋にクラッチ交換と、始動性がよくない点、それとオイル漏れがないか見て欲しいと依頼し一週間預けました。

一週間後行ってみると、まったく手をつけていない上に、「異音はクランクからのもので、エンジンを分解して修理しないとクラッチも直らない。修理代は20万以上かかる」とのこと。そんなはずはないのになぁ、と思いつつも、プロの言を信用し、修理をあきらめることに。で、乗って帰るというと、バッテリが弱っているので、エンジンを切ると、もうかからないかもしれないので、寄り道しないように、と、謎のアドバイスを受けて帰宅。

翌日、エンジンを掛けようとすると、セルがまったく回らない。でもヘッドライトは明るく点灯している。明らかにセルモーターの故障だ。さっそくチェックすると、なんと中の銅線が焼き切れているではないか。錫めっき線をハンダ付けして応急処置をしたものの、無理はできないセルになってしまった。モーターの中の状況から、車のバッテリなど、容量の大きな電源で長時間セルを回したために、焼ききれたようで、写真の部分ともう一箇所焼ききれていたが、そちらは場所が深く修理できず。おかげでセルのトルクがかなり落ちてしまいました。まあ、一応エンジンかかるけど。

しかし、なんてバイク屋だ。プロがそんなミスをしたあげく、ごまかそうなんて。



焼き切れたセルモーター

焼き切れたセルモーター



で、ついでに自分でエンジンの状態をチェック。異音はカムチェーンのたるみが原因。テンショナーのスプリングが粉砕していたので、代用品をいれて調整。異音が収まった。不思議なことに、タペット音まで静かになった気がする。

問題のクラッチは、磨耗などが原因ではなく、ドリブン側のディスクの動きが悪いのが原因のようで、ディスクの歯の部分を丁寧に面取りすれば直ると思われる。が、ちょっと時間がないので、今回はパス。オイルのにじみはチェンジペダルのシャフトのオイルシールからと特定。

スプリングとガスケット、オイルシールを注文しておけば、一通り修理できるかな。




メダカ水槽その3

今日もテトラ6in1で水質検査。どういうわけか、NO2は検出されず、NO3は25から50の間。どうやら投入したアンモニア水がすべて硝酸塩まで分解(酸化)されたようです。10日くらいはかかるかと思っていたのですが、わずか3日で完成です。昨日試しに入れた水草も元気です。

この水草は湖で採ってきたものたちと、ペットショップで買ったものです。メイン水槽で食べられて壊滅寸前だったので一部を避難させました。砂利が荒いので、100均のポットの底に穴を開け、濾過フィルターのマットで巻いています。こうすると金魚につつかれても抜けないし、通水性がよく、根もつきやすい。移動も楽チンとかなり便利です。

メダカ水槽その2

日曜日にリセットして水作りを始めたメダカ水槽の経過です。

魚が飼える水にするには、カルキが抜けていて、魚が排出するアンモニアを分解するバクテリアが繁殖していればいいわけだが、ここにジレンマがある。

バクテリアが繁殖するには、魚が排出するアンモニアが必要で、しかし、アンモニア濃度があがれば魚は死んでしまう。 そんなわけで、通常は小数の魚と最低限の餌で何週間かかけてバクテリアを増やしてから、予定数まで増やすのが定石。

でも、めんどくさいので、アンモニア水をぶち込んで、一気にバクテリアを増殖させる計画です。

水槽内の窒素分は、次のように2段階で比較的害のない、硝酸塩にまで酸化されるらしい。

アンモニア(有毒) > 亜硝酸塩(有毒) > 硝酸塩(無害)

ということは、硝酸が検出されて、亜硝酸が検出されなくなればOK

左の写真はテトラ6in1での月曜日の水質測定結果。NO3、NO2ともに検出されず。まだ、アンモニアは分解されていません。(アタリマエだけど)

次の写真は今日(火曜日)の測定結果。NO3、NO2ともに、濃度があがっています。アンモニアの分解が始まったようです。まだまだアンモニアが残ってるはずなので、しばらくは様子見ですね。

ジェベル125のブレーキパッド交換

SUZUKI DJEBEL125 のメンテナンス記録です。今回はブレーキパッドを交換しました。このバイクはフロントブレーキがあまり効きません。 昔は社外品のパッドを試したりしたけれど、たいして差がないので、純正でいきます。

用意したもの

  • C型クランプ
  • メガネレンチ
  • ピンボルト
  • ワッシャ(ピンボルト回り止め)
  • ブレーキパッド

まず、ワッシャの爪を起こす。マイナスドライバーでこぜれば簡単。次にキャリパをフロントフォークから取り外します。このとき、ホースに負担がかからないよう、適当な高さの台を用意してそこに置いて作業をします。

次に、Cクランプで、パッドを押し戻します。まっすぐはさんで締めこみます。ピンボルトをはずし古いパッドをはずします。このボルトは磨耗しやすいので、パッドと一緒に交換することに。

交換してピンボルトをいれますが、そのときに、薄くブレーキ用の耐熱グリスをピンボルトに塗ります。ワッシャの爪を立てますが、どちらか一方の角度が合うほうの爪だけ立てればOK。

後は元通りキャリパーを取り付け、アタリがでるまでブレーキングをすれば完了です。

メダカを飼う

金魚を飼っていた35cmの水槽が手狭になってきたので、一回り大きい水槽を買ってきました。空いた水槽でメダカを飼うことに。

すでに水は出来ているので、ホームセンターで買ってきたヒメダカを5匹投入しました。ところが、数日の内に全滅。見た目にはあまりわからないけれど、感染力の強い病気のようでした。大量に糞をした後、エラが赤く、呼吸が荒くなり力尽きる。購入するときに、死んだ魚が多い水槽だったので、嫌な予感はしたんだけれど・・・

あまりにショックだったので、今度は本気です。一度水槽、フィルター、砂利にいたるまで、すべて洗います、徹底的に洗います。

メダカはあまり水流を好まないので、底面フィルターをいれることに。エアーリフトはうるさいので、いままで使っていた外掛けフィルターに接続。ぴったりです。フィルターはコトブキのF2、底面フィルターもコトブキのものを使いました。この上に五色石を敷きました。

今回は、当分魚をいれないので、カルキ抜きは使わず、ポンプを回して一週間ほど放置します。バクテリアの繁殖を促すため、アンモニア水を少しいれます。水が約18L、アンモニア水の濃度が10w/v%なので、これを1mlほど入れると、20mg/Lほどの硝酸イオン濃度になる計算です。目分量で1mlほどいれて水質検査。

当然ですが、phは7.5~8.0のアルカリ性になりました。テトラの6in1でテストして、硝酸イオン濃度が上がり、亜硝酸イオンが検出されなくなれば魚をいれることにします。

ヨーグルトを作る!

牛乳にヨーグルトを少し加えて保温すればヨーグルトが作れることは有名ですが、この保温が結構難しい。 魔法瓶でやると、完成したヨーグルトを取り出すのがめんどくさいし、洗うのも手間。専用の保温器も売っているけど、わざわざ買うのもな~、ということで、考えました。

牛乳パック専用保温ケースを作る!

用意するもの

  • スチロールカッター(写真はダイソーで買ったもの) 電池はアルカリ電池
  • 発泡スチロールの箱か板。厚さは15mm以上あったほうがいいかな
  • 発泡スチロール専用接着剤
  • 梱包用透明テープ(PPテープ)

スチロールカッター

保温ケースの作り方

  1. 寸法を測る。牛乳パックの1辺は7センチだけど、膨らみを考慮して、内寸は75mm×75mmとする。高さは25cm。
  2. 発泡スチロールの厚みを考慮して、部品の寸法を決める。
  3. スチロールカッターで切っていく。
  4. 接着剤で組み立てる。この時、どうしても隙間があいたりすので、それを塞ぐためと、接着剤が固まるまでの仮止めとして透明テープで補強する。
  5. ふたも作って完成。

 

切るときは金鋸の刃や、金属製定規を当てて切る

完成した保温器。左下に見えるのは蓋

 

保温ケースを使ったヨーグルトの作り方

  1. 冷蔵庫で冷やした1リットルの牛乳(未開封)を電子レンジに入れて温める。900Wで4分30秒。500Wなら8分程度
  2. 温度が40度程度になっていることを確認する。
  3. 開封して、少量の牛乳を清潔な入れ物に注ぐ。
  4. そこにプレーンヨーグルトをひと匙いれて、よくかき混ぜたら牛乳パックに戻す。
  5. 牛乳パックの蓋を閉じ、クリップ(ターンクリップがベスト)で閉じ、かるく振り混ぜる。このときに、少し空気を抜き気味にしてから蓋を閉じないと保温器に入らない。
  6. 保温ケースにいれて蓋を閉めて一晩~一日静置して完成!

電気の保温器と違い、エコで簡単。外気温がよほど低くなければこれで十分できますよ。

ジェベル125のオイル交換

長いこと乗れなかったバイクも、最近通勤に使うようになったので、メンテナンスをしました。 エアクリーナーを新品に交換し、オイル・オイルフィルターを交換。しかし、このバイク、結構オイルとの相性があるみたいで、問題続出。 ということで、備忘録を兼ねて各オイルのレビューをアップします。

 

写真左から、コーナンで売っていた2輪車用オイル、メーカーはUTC。カストロール4T、4ストミニバイク用、同じくカストロールの輸入品SYNTEC。

最初に入れたオイルはUTC、API-SJ、JASO-MA、SAE10W-40 とスペック的には問題なく、価格も千円以下だったので、迷わず購入。ところが、これを入れてから時々、クラッチをつなぐ時に半クラッチが効かず、ギュギュと異音がして急発進するクラッチ病が発症するようになりました。

さすがにストレスが溜まり乗る気になれないので、オイル交換。こんどはSYNTEC、100%化学合成と書いてあるが値段は千円を少し超えるくらい。5W-50なので、低温時、高温時ともに期待をできそうなのと樹脂ボトルが個人的に好みなのでチョイス。が、交換後も頻度は下がったがクラッチ病発症。ただし、ギアの入りは素晴らしくいい。いままで入りづらかったニュートラルにもサクッと入る。

交換後3000kmほど走ったのでまた交換、今度はカストロール4T、UTCを避けたらほかにJASO-MAのオイルがなかったので。ただ、10W-30なので、少し心配、夏までに再度交換がいるかな、とおもいつつ。しかし、このオイルは全くダメ。クラッチ病頻発。乗れたものではないので、即交換。こんどはSUZUKI純正があったので、迷わずそれ。さすがに純正、今のところはクラッチ病は発生せず。ただ、ギアの入りが若干重い。シフトダウン時にまるで400ccのバイクのような音と衝撃がある。

しばらく走行したが、どうやらエンジンが冷えているときにはクラッチ病が発生する模様。

やはり、ミッションオイルを兼ねるバイクはオイルとの相性がかなり強いことを再認識。

まとめ
クラッチ病 ギアの入り 価格
UTC ×
カストロール4T ×
SYNTEC △※
SUZUKI純正

※SYNTECのクラッチ病は、しばらく走行した後は全く発生しなくなったので詳細不明

クラッチ病については、専門用語でジャダーというそうだ。ふつうはクラッチディスクの摩耗や、クラッチケースの段付などを疑うのだが、このバイク、ジャダー発生時に、ディスクはドライブ、ドリブンともに交換し、ケースも点検して問題がないことを確認している。

5分で火がつく炭の火熾し煙突を作る

前回バーベキューに行ったときに、炭の火熾しにかなり時間がかかってしまい、食材の準備はとっくに出来ているのに焼けない・・・という非常に悲しいことになってしまいました。
そこで、短時間で火を起こせるように何か工夫をすることにします。
火熾しの基本は、

  1. 燃えやすいものを下に置く。
  2. 熱は上に行くので、なるべく高く積み上げ効率よく炭を熱する。
  3. 熱が周りリに逃げないように炭を立てて囲むようにする。

というかんじですが、それなら、炭を簡単に高く積めるように枠を作ろうと思い立ちました。さびにくいステンレス板を買ってきて、丸めて円錐か筒状にすれば出来そうです。
そこでホームセンターにいくと、ステンレス製の煙突の部材があり、それを使うことに。そこにあったのは直径100mm、長さ60cmくらいのものです。できれば、もう一回り太いものがほしかったのですが、それでいいことにします。


chimney2 まず、下のほうに穴を開けます。割り箸などに火をつけてここから突っ込み点火します。焼けた色になっているのは、一度実験したからです。

chimney3この筒はベーべキューコンロの網の上に置いて使うので、下部に空気穴や網は必要ありません。しかし、口径に比べて長いので、途中に空気穴を開けます。写真では見にくいですが、ディスクグラインダーで、縦に切り込みを入れています。これがないと、よく燃える炭(安い炭)をつかった場合、上のほうは不完全燃焼になるようです。

chimney4 少し長かったので、はさみで切りました。少しだけ残した部分を折り返し取っ手にしています。

chimney5バーベキューコンロの中にすっぽり納まるので、一緒にいれておけば、いつでも準備OK

これで火を熾すところを動画でとっておけばよかったのですが、すっかり忘れていました。^^;
結果は大成功! コンロに立てて、割り箸を何本か折って放り込む、で炭を適当に放り込む。割り箸に火をつけて、下の点火口から差し入れると、一瞬激しく煙がでたあと、パチパチと炭が燃えるこる音が・・・、約5分で入れた炭全体に火がつきました。この煙突もやや赤くなりかなり高温になっていることがわかります。
後は、筒を上に持ち上げれば、火がついた炭が下からコンロの中に広がり準備OK。

おかしな裁判

喫煙は休憩にあらず、労災支給認める 大阪高裁が逆転判決

リンクが切れているかもしれないので、記事を要約すると、

居酒屋チェーン店長を務めていた男性が長時間労働で心筋梗塞を発症したとして、労災支給を認める判決を出した。

論点は

  1. 男性は1日20~40本のタバコをすっていた。
  2. 喫煙時間を休憩とみなせば、時間外労働は月78時間であり、労災認定基準である100時間を「相当下回る」
  3. 喫煙時間は、手待ち時間であり、休憩ではないとして、時間外労働は月100時間であると認定

この3つ。この判決について考える。

まず、喫煙は休憩と考えるのが一般的である。ただし、吸いながら(くわえながら)仕事をしていたのなら、それは労働時間といえる。しかし、それは別の意味で問題。この男性は更衣室で喫煙していたとの事なので、明らかに休憩時間である。

次に、喫煙時間を含む月100時間の時間外労働が原因で心筋梗塞になったというのはかなり無理がある。月100時間の時間外労働など、今のご時世普通にある。零細企業で働いていたり、自営業だったり、医者、教員、その他・・・ かくいう私も月100時間程度の時間外労働が続いた時期もあった。

で、この状況では心筋梗塞の原因は、残業ではなく喫煙と考えるのがアタリマエではないか?

一日2箱のタバコを吸っといて、体調を崩したのを職場のせいにするなんておかしいでしょ、どうかんがえても。それを認める裁判ってなんなの?健康のためにタバコをやめた人の立場は?

こんな寝ぼけた判決を出す裁判官に税金から給料が支払われていると思うとなんかくやしい。

シースルーHDD2

シースルーHDDが成功したので、今度は最初から動かすつもりでシースルーHDDの製作に挑戦しました。

R0010012動いているところを見るためには外付けにする必要があります。で、IDE接続の2.5インチHDDを使います。これならUSBバスパワーで駆動でき、USB変換アダプタも安い。ノートPCのHDDを交換した時にとっておいた古いHDDを分解します。

プラッタには絶対に触らないようにします。

万が一手の油がつけば再起不能は間違いないでしょう。

R0010018蓋を加工します。

アームの軸受け部分など、ねじ穴はすべて残しそれ以外の部分を大きく切り抜きます。写真は加工後の蓋と切り抜きに使った工具(ハンドニブラー)。

ハンドニブラーは、穴から刃を差し入れ、一度に数ミリずつ切り進む工具で、鉄板なら厚さ1mm程度まで大丈夫です。なにかと便利な工具ですね。

R0010021 切り抜いた穴より一回り大きく切ったアクリル板を取り付けます。

取り付けには、気密性を保つために、弾力性がある接着剤、セメダイン スーパーXを使用しました。

蓋の取り付け時にできるだけ埃が入らないように注意します。

R0010027完成したシースルーHDD。

HDD外付けBOX(約1000円)を購入し、PCに接続して動作確認をしました。

しかし、HDDほど高精度になると、プラッタが回転しているのがほとんどわかりません。プラッタ取り付け部のビス部分をみるとはじめて回転しているのがわかる程度で面白くありません。

フォーマットからディスクチェックをすべてクリア。念のため、巨大なファイルを読み書きするプログラムを作り、1晩中ディスク全域を使い読み書きのチェックを行いましたが、異常なし。

今度は、シークをみるために、激しくランダムアクセスを繰り返すプログラムを作りテスト。アームがすさまじい速度で往復するのが良く見えました。

無事、完全に動作するシースルーHDDの完成!

※真似するときは、くれぐれも自己責任でお願いします。